結論(30秒でわかる)
向いている人
- 実際に牌を使ってリアルに対局していて、点数計算に慣れていない・計算ミスを避けたい人
- 手入力での点数計算アプリを試したがしっくりこず、撮影だけで済ませる方式に興味がある人
- リーチ麻雀だけでなく香港麻雀・台湾麻雀のルールでも点数計算をしたいことがある人
向いていない人
- 三人麻雀(三麻)でプレーすることが多い人(後述のとおり非対応で、要望も長期間放置されています)
- 対局のスコア・収支を継続的に記録・集計したい人(本アプリは1回ごとの点数計算に特化しており、成績管理機能は確認できません)
- アプリの開発が今も活発に続いているかを重視する人(後述のとおり最終更新から約2年が経過しています)
麻雀点数カメラとはどんなアプリか
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | 麻雀点数カメラ |
| 開発元 | 個人開発者 |
| 価格 | 無料(App内課金あり) |
| App Store評価 | ★4.49(100件) |
| リリース | 2024年1月18日 |
| 最新バージョン | 2.1.0(2024年11月12日更新) |
| 対応OS / サイズ | iOS 13.0以上 / 220MB |
| 年齢レーティング | 4+ |
| カテゴリ | ユーティリティ / エンターテインメント |
(以上、App Store公式ページ掲載情報、2026年9月4日取得。開発元の公式サイト(mahjongcamera.app)は本記事執筆時点で環境のネットワーク制限によりアクセスできなかったため、本記事の数値はすべてApp Store掲載情報を典拠としています)
麻雀の点数計算アプリはApp Store上に数十本存在しますが、そのほとんどは「翻数・符数・親か子か」などをボタンで手入力する方式です。このアプリはそこが異なり、和了った手牌をスマートフォンのカメラで撮影するだけで、AIが牌を認識して飜数・符数・点数を自動計算するという一点に特化しています。対応ルールはリーチ麻雀・香港麻雀・台湾麻雀・香港式台湾麻雀の4種類で、最も多面待ちになる形を見つける「待ち計算」機能も搭載しています。
説明文によれば、役表を画像として保存しAirDrop等で共有する機能や、点数の記録機能もあるとされていますが、対局のスコアを日ごと・シーズンごとに集計するような成績管理機能は説明文からは確認できませんでした。あくまで「その場の1局の点数を素早く確定させる」ための電卓的なツールという位置づけです。
課金構造を分解する
麻雀点数カメラの基本機能(撮影による点数計算・待ち計算)は無料で使えます。App内課金は次の1種類のみです(App Store公式ページ確認、2026年9月4日取得)。
| 商品名 | 価格 | 形式 |
|---|---|---|
| プレミアム機能を利用する | ¥1,300 | 買い切り(サブスクリプションではない) |
ここで注意したいのは、App Store上に「プレミアム機能」の中身を具体的に説明する記述が見当たらないという点です。通常であれば「広告非表示」「機能◯◯を追加」のように商品説明が付くところですが、本記事執筆時点でApp Store公式ページから確認できたのは商品名と価格のみでした。何が解放されるのかが不明瞭なまま¥1,300を支払う形になるため、まずは無料範囲で使用感を確かめてから検討するのが安全です。
競合となる手入力方式の点数計算アプリと価格を比較すると、次のとおりです(iTunes Search API「麻雀点数計算」で検索し、userRatingCount 10〜1000の範囲で確認、2026年9月4日取得)。
| アプリ名 | 点数入力の方式 | 評価件数 | 価格 |
|---|---|---|---|
| 麻雀点数カメラ(本記事) | 撮影・AI認識 | 100件 | 無料+¥1,300(プレミアム機能) |
| 麻雀 点数計算マスター 麻雀初心者向け 点数計算入門アプリ | 手入力(条件選択式) | 2,747件 | 無料 |
| 麻雀の点数計算と成績管理 -麻雀計算機- | 手入力+成績管理 | 1,134件 | 無料 |
| 麻雀の点数計算と牌効率 何切る練習 麻雀計算機Ⅱ | 手入力+牌効率練習 | 1,095件 | 無料 |
| 麻雀 - 点数計算 | 手入力 | 464件 | 無料 |
| ScoreBox | 手入力+スコア管理 | 457件 | 無料 |
| 麻雀点数計算 超 実践問題集 | 手入力+練習問題形式 | 389件 | 無料 |
| 麻雀スコア -点数/収支集計アプリ | 手入力+収支集計 | 353件 | 無料 |
| スマート雀 | 手入力 | 94件 | 無料 |
同ジャンルの競合8本はいずれも完全無料で、手入力方式に特化しています。撮影して自動計算するという発想はこのアプリだけの特徴ですが、価格面では唯一の有料要素(¥1,300のプレミアム機能)を持つアプリでもあります。
レビュー3件を分析してわかったこと
App Store公開データ(2026年9月4日取得)によると、このアプリの評価件数(★のみ)は100件ですが、本文付きで投稿されているレビューはiTunes RSSで確認できた範囲で3件でした。全体表示の評価★4.49(100件)に対し、取得できた3件の平均は★3.33(★4が2件、★2が1件)と、サンプルが小さいため単純比較はできませんが、やや差があります。3件という非常に少ないサンプルからの傾向である点を先にお断りしておきます。
3件の内容は次のとおりです。
| 評価 | タイトル | 内容の要約 |
|---|---|---|
| ★4 | 三麻 | 「とても良いアプリで愛用している」としつつ、三人麻雀(三麻)への対応を要望 |
| ★2 | 三麻も… | 三人麻雀への対応を要望 |
| ★4 | 割と好き! | 操作に慣れが必要だが、慣れれば早く操作できそう。自分のレベルに合った点数計算アプリが見当たらなかったので好感触との評価 |
3件のうち2件(3件中2件)が三人麻雀(三麻)への対応を求めている点が目を引きます。アプリの説明文にはリーチ麻雀・香港麻雀・台湾麻雀・香港式台湾麻雀への対応は明記されていますが、三人麻雀は含まれていません。後述のとおり最終更新は2024年11月で止まっているため、この要望が実装される見込みは現時点では読み取れません。
一方で、操作に慣れれば快適という肯定的な評価もあり、「自分のレベルに合った使いやすい点数計算アプリが見当たらなかった」というコメントは、前述の競合比較で見た「手入力方式が大半を占める市場」の中で、撮影方式という選択肢自体に価値を感じているユーザーがいることを示しています。なお、App Store公式ページの表示では2025年に投稿された本文付きレビューの存在も確認でき、開発が止まった後も実際に使われ続けているとみられます(正確な投稿日はiTunes RSSのデータからは取得できませんでした)。
競合アプリとの比較
前述の8本の競合アプリと機能面で比較すると、次のような棲み分けが見えてきます。
| 観点 | 麻雀点数カメラ | 手入力方式の競合(8本平均的な傾向) |
|---|---|---|
| 点数計算の入力方法 | 手牌をカメラで撮影 | 翻数・符数・親子などをボタンで手入力 |
| 対応ルール | リーチ麻雀・香港麻雀・台湾麻雀・香港式台湾麻雀 | 主にリーチ麻雀(一部アプリのみ他ルールに対応) |
| 成績・収支の記録機能 | 説明文からは確認できず | 一部アプリ(麻雀スコア、ScoreBoxなど)に搭載 |
| 三人麻雀への対応 | 非対応(レビューで要望あり) | アプリにより対応状況が異なる |
| 価格 | 無料+¥1,300のプレミアム機能 | 確認した8本はすべて無料 |
| 評価件数 | 100件 | 94件〜2,747件と幅がある |
撮影方式は「牌を並べたまま構えを崩さずに点数を確認できる」という手入力にはない利点がある一方、評価件数では最大手の「麻雀 点数計算マスター」(2,747件)に大きく水をあけられています。理由の一つとして、前述のレビューにあった「操作に慣れが必要」という声のとおり、撮影角度や牌の並べ方に一定のコツが必要な点が、手入力方式に比べて参入障壁になっている可能性が考えられます。
バージョン履歴から見る開発の継続性
App Store公式ページに掲載されているリリースノート・バージョン履歴(WebFetchで確認、2026年9月4日取得)から、開発の推移を追うことができます。
- 2024年1月18日: v1.0 初版リリース
- 2024年9月11日: v1.3.0 スコアボード機能を追加
- 2024年9月12日: v1.3.1 クラッシュ修正
- 2024年9月28日: v2.0.0 台湾麻雀・香港式台湾麻雀への対応、待ち計算機能を追加
- 2024年11月12日: v2.1.0(最新版) 役説明・牌例の追加、カスタマイズ機能の強化
2024年1月のリリースから同年11月までの10か月間で5回のアップデートがあり、特に9月には約2週間おきに更新されるなど開発が活発な時期がありました。しかし、v2.1.0(2024年11月12日)を最後に、本記事執筆時点(2026年9月4日)まで約22か月間アップデートが確認できません。前述のレビューで指摘されていた三人麻雀への対応も、この間に実装された形跡はありません。それでも撮影して点数を計算するという処理自体は単純なため、アプリは現在も動作し続けているとみられます。
無料版はどこまで使えるか
App Store公式ページの説明文を見る限り、次の機能は無料範囲に含まれるとみられます。
- 手牌の撮影による飜数・符数・点数の自動計算
- リーチ麻雀・香港麻雀・台湾麻雀・香港式台湾麻雀の複数ルールへの切り替え
- 待ち計算機能(最も多面待ちになる形の判定)
- 役表の画像保存・AirDrop等での共有(香港式台湾麻雀)
一方で、前述のとおり¥1,300の「プレミアム機能」が具体的に何を追加するのかはApp Store上に説明がなく、本記事でも特定できませんでした。無料範囲で撮影・点数計算・待ち計算まで一通り試せるため、まずは無料のまま使ってみて、物足りなさを感じた場合にのみ課金を検討するのが安全な使い方です。
解約方法(手順)
麻雀点数カメラのApp内課金はサブスクリプション(定期購入)ではなく、¥1,300の買い切り型です。そのため「解約」という手続き自体が存在せず、使わなくなったらアプリを削除するだけで以降の請求は発生しません。
購入後にプレミアム機能に満足できなかった場合は、Appleの返金リクエストで対応することになります。
- reportaproblem.apple.com にApple IDでサインインする
- 購入履歴から「麻雀点数カメラ」のプレミアム機能の購入を選択する
- 「問題を報告」から返金理由を選び、申請する
返金の可否はApple側の審査によるため、必ず認められるとは限りません。購入前に無料範囲を十分に試すことをおすすめします。
よくある質問
Q. 麻雀点数カメラは無料で使える?
A. はい。撮影による点数計算・待ち計算などの基本機能は無料で使えます。App内課金は「プレミアム機能を利用する」¥1,300の買い切り1種類のみです(App Store公式ページ確認、2026年9月4日取得)。
Q. どんなルールに対応している?
A. リーチ麻雀・香港麻雀・台湾麻雀・香港式台湾麻雀の4種類に対応しています(App Store説明文より)。三人麻雀(三麻)には対応しておらず、レビューでも複数の対応要望が投稿されています。
Q. プレミアム機能(¥1,300)で何ができるようになる?
A. 本記事執筆時点でApp Store公式ページに具体的な説明が見当たらず、確認できませんでした。無料範囲を試してから購入を検討することをおすすめします。
Q. アプリは今も開発が続いている?
A. 最終アップデートは2024年11月12日(v2.1.0)で、本記事執筆時点(2026年9月4日)まで約22か月間更新が確認できません。ただしApp Store公式ページの表示では2025年投稿のレビューも確認でき、動作自体は継続しているとみられます。
Q. 似たような点数計算アプリはある?
A. iTunes Search APIで「麻雀点数計算」を検索すると、手入力方式の点数計算アプリが多数見つかります。最大手は評価2,747件の「麻雀 点数計算マスター」で、成績・収支の記録まで行いたい場合は「麻雀スコア」や「ScoreBox」なども選択肢になります。撮影方式に特化したアプリは、確認した範囲では本アプリのみでした。
まとめ
麻雀点数カメラは、和了った手牌を撮影するだけで点数を自動計算できる、このジャンルでは珍しい方式のアプリです。レビュー3件という非常に小さいサンプルの範囲では、操作に慣れれば快適という評価がある一方、三人麻雀への対応を求める声が複数あり、開発が2024年11月から止まっていることを踏まえると実装は見込みにくい状況です。¥1,300のプレミアム機能もApp Store上で内容が明記されておらず、まずは無料範囲で撮影方式が自分に合うかを試してから、課金は慎重に判断するのが現実的な使い方です。
本サイトでは他にも、特定の趣味・競技の記録に特化した個人開発アプリを取り上げています。将棋の対局記録・AI解析に特化した将棋ログのレビューや、弓道の的中記録に特化した矢数手帳のレビューもあわせてどうぞ。
本記事の数値データはすべて2026年9月4日にApp Store公開データ(一部はWebFetchによるApp Store公式ページの確認)から取得したものです。開発元の公式サイト(mahjongcamera.app)は本記事執筆時点で環境のネットワーク制限のためアクセスできず、課金・機能に関する記述はApp Store掲載情報とレビュー内の言及のみに基づいています。評価件数100件に対し、iTunes RSSで取得できた本文付きレビューは3件と非常に少数のため、断定的な結論は避け、確認できた範囲での傾向として記載しています。レビューポリシーは運営者情報、広告の取り扱いはPR表記ポリシーをご覧ください。