結論(30秒でわかる)

向いている人

  • 緑内障の通院で毎回測定される眼圧の値を、自分の手元でもグラフとして長期的に把握しておきたい人(後述のとおり眼圧をグラフ化し視野検査や点眼変更のタイミングも記録できます)
  • 点眼薬の点し忘れを防ぐアラーム機能も同じアプリでまとめて使いたい人(後述のとおり点眼アラーム機能を内蔵しています)
  • 課金やアカウント登録なしで、まず無料で使い始めたい人(後述のとおりApp Store公式ページにApp内課金の記載はなく完全無料です)

向いていない人

  • 今後の機能追加やアプリ内での問い合わせ対応など、活発なサポートを期待したい人(後述のとおり最終更新は2018年1月2日で8年以上更新が確認されていません)
  • iCloud同期や他の健康管理アプリとの連携など、モダンな機能を求める人(後述のとおり説明文に記載された機能はグラフ化・アラーム・CSV出力のみで、それ以外の連携機能への言及はありません)
  • 診断や治療方針の判断そのものをアプリに求める人(本アプリはあくまで自己記録用のツールであり、眼圧の評価や治療の判断は主治医の診察によるものです)

緑内障手帳 - 目薬アラーム付きとはどんなアプリか

項目内容
アプリ名緑内障手帳 - 目薬アラーム付き
開発元法人(MONOPOLEAPPS K.K.)
価格無料(App内課金なし)
App Store評価★4.02(377件)
リリース2017年12月17日
最新バージョン1.3(2018年1月2日更新)
対応OS / サイズiOS 10.1以上 / 12MB
年齢レーティング17+
カテゴリヘルスケア/フィットネス、ユーティリティ

(以上、App Store公式ページ掲載情報、2026年8月24日取得)

App Store掲載の説明によれば、本アプリは「緑内障の眼圧の経過を記録するアプリ」で、「眼圧をグラフ化し、視野検査をいつ行ったか、点眼変更などのタイミングを確認できますので、長年の経過をひと目で把握することができます」と紹介されています。緑内障は自覚症状が出にくいまま少しずつ視野が欠けていく眼疾患で、定期的な通院と眼圧測定による経過観察が治療の基本になります。本アプリはその通院のたびに測定される眼圧値を、患者自身の手元でもグラフとして蓄積しておくための記録帳です。点眼アラーム機能を内蔵しているほか、記録したデータをCSVファイルで書き出し、Excelなどで確認できる機能も備えています。緑内障で通院している人以外にはまず使い道がない、用途の絞られたツールです。

なお、開発元MONOPOLEAPPS K.K.の公式サイトの有無や課金情報の追加ソースは、App Store公式ページ以外に本記事執筆時点で確認できるリンクの記載がなかったため、本記事の記述はすべてApp Store公式ページの掲載情報(2026年8月24日取得)にもとづいています。

課金構造を分解する

App Store公式ページの確認(2026年8月24日取得)によると、本アプリは完全無料で、App内課金の商品は表示されていません。眼圧のグラフ記録、視野検査・点眼変更タイミングの記録、点眼アラーム、CSVファイルへのデータ出力といった説明文記載の機能は、確認できた範囲ではすべて無課金で使えます。サブスクリプションや広告非表示課金、機能ロック解除課金の類は見当たりません。

後述の競合比較のとおり、同ジャンルの新興アプリはほぼすべて無料で提供されているなか、唯一「眼圧記録アプリ」(評価1件)が¥250の有料アプリとして存在します。無料でここまで使えるアプリが8年前から存在し続けている状況が、後発の有料アプリにとってのハードルになっている可能性はあります。

評価377件はあるのに、レビュー本文が1件も確認できない理由

App Store公開データ(2026年8月24日取得)によると、本アプリの評価件数(★の数のみ)は377件、平均★4.02です。しかし、本文付きで投稿されたレビューはApp StoreのレビューRSSで取得できる範囲では0件でした。500件・50件規模の定量分析を行う他記事とは前提が大きく異なるため、本記事ではレビュー本文にもとづく分析は行わず、確認できた客観的な事実のみを紹介します。

念のため、同ジャンルの競合アプリ7本についても同様にレビューRSSを確認しましたが、いずれも本文付きレビューは取得できませんでした。実は今回の記事作成時点で、App Store公式のカスタマーレビューRSSが大規模アプリを含め全アプリで0件を返す状態を確認しており(前回2026年8月21日のジョブでも同様の障害を確認済み)、特定アプリの問題ではなくRSS配信側の一時的な障害と判断しています。

星評価だけを見れば★4.02(377件)は緑内障関連アプリとしては相応の実績を示す数字ですが、具体的にどこが評価されどこが不満なのかを裏付ける文章情報が本記事執筆時点では取得できないため、「使いやすい」といった断定は避け、後述の課金構造・バージョン履歴・競合比較という、レビュー本文以外の客観的な事実から実態を読み解きます。

競合アプリとの比較

iTunes Search APIで「目薬」「点眼」を検索して見つかった同ジャンルのアプリと比較しました(いずれも2026年8月24日取得)。

アプリ名評価価格開発元特徴
緑内障手帳 - 目薬アラーム付き(本記事)★4.02(377件)無料法人(MONOPOLEAPPS K.K.)眼圧グラフ化・視野検査/点眼変更タイミング記録・点眼アラーム・CSV出力。2018年1月2日から8年以上更新停止だが同ジャンルで評価件数が最多
点眼アラーム(同一開発者の姉妹アプリ)★3.93(196件)無料法人(MONOPOLEAPPS K.K.)眼圧グラフやCSV出力はなく、点眼アラーム機能のみに絞った簡易版。こちらも2018年1月2日から更新停止
かんたん点眼手帳 目薬アラーム・緑内障の眼圧記録と通院管理評価なし(0件)無料法人(RAINBOW TREE LLC)2026年8月更新の新興アプリ。名称・機能とも本アプリに近い構成
めまもりぃ - 緑内障の目薬管理・眼圧記録★3.67(3件)無料個人開発者2026年4月更新
EyeCare 点眼記録 目薬アラーム評価なし(0件)無料個人開発者2026年8月更新の新興アプリ
めぐポン - 緑内障の点眼スケジュール評価なし(0件)無料個人開発者2026年7月更新の新興アプリ
眼圧記録アプリ★5.00(1件)¥250個人開発者同ジャンルで唯一の有料アプリ。2026年3月更新
眼圧ノート評価なし(0件)無料個人開発者2026年7月更新の新興アプリ

(評価・価格・更新日はすべてiTunes Search / Lookup APIより2026年8月24日取得)

この比較から見える構図は2つあります。

① 2025年以降、同じ課題意識から生まれた新興アプリが立て続けに登場している。 「かんたん点眼手帳」「EyeCare」「めぐポン」「眼圧ノート」はいずれも2026年に入ってからリリース・更新されたばかりの新興アプリで、名称やコンセプトも「緑内障手帳」に近い構成のものが目立ちます。緑内障の眼圧記録という需要自体は今も新規開発者を引きつけ続けていることがうかがえます。

② それでも評価件数では、8年前に更新が止まった本アプリが圧倒的に最多。 新興アプリの評価件数はいずれも0〜3件にとどまっており、本アプリの377件(姉妹アプリの点眼アラームを合わせれば500件超)には遠く及びません。機能面での優劣を比較できるだけのレビュー情報が新興アプリ側にほとんどないため単純な優劣は判断できませんが、少なくとも「アプリストア上でどれだけの人に見つけられ、使われ続けてきたか」という実績では、更新が止まっている本アプリが今なお最も選ばれているのが実態です。

バージョン履歴から見る開発の継続性

App Store公開情報(2026年8月24日取得)によると、本アプリの推移は次のとおりです。

  • 2017年12月17日: リリース(バージョン1.0系)
  • バージョン1.3(2018年1月2日): 最新版。App Store掲載のリリースノートは「Apple のアップデートにより、この App の機能が向上します。新しく追加される機能はありません。bug fix」という、不具合修正にとどまる内容

つまり2026年8月時点で、最終更新から8年以上、機能追加が確認されていません。前述のとおり同ジャンルの新興アプリは2026年に入ってからも更新が続いており、開発の活発さという点では本アプリは対照的な位置にあります。眼圧のグラフ化・アラーム・CSV出力というシンプルな機能構成であるためこれまでは大きく壊れずに動作してきたとみられますが、今後のiOSのメジャーアップデートで動作しなくなるリスクや、他の健康管理アプリにあるような通知連携・データバックアップ機能が追加される見込みが薄い点は、利用前に理解しておくべきです。

無料版はどこまで使えるか

  • 眼圧のグラフ記録、視野検査・点眼変更タイミングの記録、点眼アラーム、CSVファイルへのデータ出力といった、App Store説明文に記載された機能はすべて無課金で利用できます
  • App Store公式ページの確認(2026年8月24日取得)では、App内課金の商品は一切表示されておらず、「無料版」と「有料版」という区分自体がありません
  • 前述のとおり、より簡易な姉妹アプリ「点眼アラーム」(アラーム機能のみ)も同じ開発元から無料で提供されています。眼圧の長期記録が不要で点眼アラームだけで足りる場合は、そちらを選ぶ余地もあります

返金・利用をやめたい場合

本アプリにはApp内課金が一切なく、月額・年額のサブスクリプションも確認できません。そのため「解約」という手続きは存在せず、利用をやめたい場合はアプリを削除するだけで完了します。課金トラブルによる返金対応を心配する必要もありません。

記録した眼圧データをアプリ削除前に残しておきたい場合は、前述のCSV出力機能を使って書き出しておくことをおすすめします。開発元への問い合わせ窓口については、App Store公式ページの説明文に具体的な記載が見当たらないため、本記事執筆時点では確認できませんでした。最終更新から8年以上が経過していることから、問い合わせをしても現在の対応状況は不明な点にも留意してください。

よくある質問

Q. 緑内障手帳 - 目薬アラーム付きは無料で使える?

A. はい。App Store公式ページの価格表示は無料で、App内課金の記載もありません。眼圧のグラフ記録・視野検査タイミングの記録・点眼アラーム・CSV出力を含め、確認できた範囲ではすべて無課金で利用できます(2026年8月24日、App Store公式ページで確認)。

Q. どんなことができるアプリ?

A. 緑内障の通院で測定される眼圧の値をグラフとして記録し、視野検査や点眼薬変更のタイミングも合わせて長年の経過をひと目で把握できるアプリです。点眼アラーム機能も内蔵しており、記録データはCSVファイルで書き出してExcelなどでも確認できます。

Q. 開発は今も続いている?

A. いいえ。最新バージョン1.3のリリースは2018年1月2日で、2026年8月時点で8年以上機能追加や不具合修正が確認されていません。App Storeには現役掲載されていますが、今後のサポートは期待しにくい状況です。

Q. 同じような緑内障・点眼アプリと何が違う?

A. 前述の競合比較のとおり、2025年以降に同種の新興アプリが複数リリースされていますが、評価件数(377件)では本アプリが突出しています。一方で新興アプリの中には録音・同期など本アプリにない機能を備えたものが今後登場する可能性もあり、開発停止という前提を理解したうえで選ぶ必要があります。

Q. 眼圧の記録だけをアプリ側で管理して、治療方針の判断にも使える?

A. 本アプリはあくまで自分で測定結果を記録・可視化するための補助ツールです。眼圧の評価や治療方針の判断は主治医の診察によるものであり、本アプリの記録内容だけで自己判断を行うものではありません。

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本サイトでは他にも、「開発が止まっていても実際に使われ続けているアプリ」を取り上げています。10年近く前から更新が続く一方で6年以上放置されながらも実際に使われ続けている矢数手帳 - 弓道の記録帳のレビューは、同じ「経過を自分で記録し続けるツール」という構造を持つ隣接ジャンルです。また、自分の健康指標を日々記録して振り返るという観点では、Apple Watchの心拍数と連動してサウナ活動を記録するサレコ - サウナレコード -のレビューもあわせてどうぞ。


本記事の数値データはすべて2026年8月24日にApp Store公開データおよびiTunes Search/Lookup APIから取得したものです。評価件数377件に対し、本文付きレビューはApp StoreのレビューRSS配信の一時的な障害により本記事執筆時点では確認できなかったため、レビュー本文にもとづく分析は行わず、確認できた客観的な事実の範囲での記載にとどめています。本アプリは眼圧の自己記録を補助するツールであり、緑内障の診断・治療方針の判断は主治医の診察によるものです。レビューポリシーは運営者情報、広告の取り扱いはPR表記ポリシーをご覧ください。